前回、激しくオーバークォリティな温度調節器を製作して、よりパワーアップしたはずの燻製器ですが、実は致命的な問題が発生してしまったのであります。
だいたい燻製の温度は物にもよりますが60〜100℃度くらいですが、仮に100℃に設定するとピッタリ100℃になるのですが煙が出ないという・・・(^^;
それじゃぁ煙が出る温度というと200℃オーバーに・・・
ヒーターと食材(=温度センサ)の距離が近すぎるのが原因である事は間違いないので、今回は適度な距離感を確保するために容量アップ化を行いました。
できるだけ手間隙かけず安くて手軽に出来る方法・・・という事で、会社で使用済みのペール缶をがめてきました。
ペール缶って買うと高いけど、中身を使った後はだいたい鉄屑として処分されちゃうんですよね。
外観デザインを気にしなければタダでいくらでも入手できるのではないでしょうか。
自動車整備屋さんとかなら、もっとカッコイイのが入手できると思いますが、今回はダサダサのスライド68番です。
金属ハサミが無いのでハンマーと雑用貫通ドライバーでくり抜きました。
こんな感じ。
切り口は鋭利な刃物そのものなので、プライヤーで1回折り返しておきます。
こうする事で不慮の怪我を回避できます。
ひと手間かかりますが、後々の事を考えれば安いもんです。
適当にネジを付けて網が乗せられるようにします。
とりあえず2段分付けました。
ヒーターの熱が直接当たらないように脱着式のパンチングメタルを用意。
これで熱に弱いチーズなども安心です。
改造した燻製器と組み合わせるとこんな感じ。
サイズはピッタリだけど、安定性がイマイチかな。
強風で倒れそう・・・。
前回製作した温度調節器をセットして、オートチューニングを行います。
日が暮れるのを待って燻製開始です。
なぜ夜になってからって?
住宅地で燻したら物凄い近所迷惑ですからね。
お隣さんが洗濯物を片付けたのを確認してから、ね。
いい煙が出てきたぞ(^^)
中はこんな感じ。
燻し終わったら、このまま夕飯へ。
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