そうそう、音楽再生中に電源OFFにすると、TC9245Nがエラーを吐く前にアナログ回路が落ちてしまい、結構なポップノイズが出てしまう事を確認しました。
通常はそんな使い方はしないと思いますが、どんな使い方をしても他の機器 (とくにスピーカーなど) にダメージを与えないようにする必要があります
uPD4584の4ピン(RESET)とTC9245NのMUTE(ERROR)とでANDを取った信号でミューティングリレーを制御して解決しました。
OPEN/CLOSEボタンの赤色LEDが電源表示で、再生ボタンの緑の三角LEDはMUTE解除時に点灯するようにしてみました。
入力は同軸と光の2系統で、タイマースイッチをONにする事で光入力になるよう割り当て。
それ以外のスイッチは飾りです。
音は、積極的というか・・・攻めの表現力に圧倒されます。
「やっぱりコイツはスゲえや・・・!」 ってのが正直な感想ですね。
ハイレゾのように上品に飾ったりせず、ストーレートに容赦なく音速でぶん殴ってくる印象です。
ブレとか滲みとか遅れといったものが全く感じられない引き締まった低域を軸に展開される、クールだけど血が通っている独特の世界が奏でるリアルな生命感・・・たまらんですわ。
普段使っているTDA1541の自作USB-DACが色褪せてしまうようでちょっと複雑な心境でもあります。
SAA7220+TDA1541の濃厚でトロ味のあるエロい音も魅力的なのですが、同じ濃厚でも音速でリアルに表現する701ESのほうが個人的には好物かなぁ。
今回の改造依頼、お受けして本当に良かったです。
素敵なDAI基板も余っていますので、暫くはDAC遊びを楽しみたいと思います。
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